PokerStars ではさまざまな種類のポーカーを楽しむことができますが、一部のゲームは役のランクが異なります。ホールデム、オマハ、セブンカードスタッド、ファイブカードドローは伝統的な「ハイ」ポーカーのランクを使用するの対し、オマハ ハイ/ロー、ラズ、スタッド ハイ/ローはロー ハンドについては「エーストゥーファイブ」(「カリフォルニア」) ロー ハンドのランクを使用します。2-7 シングルドロー、2-7 トリプルドローはロー ハンドについては「デューストゥーセブン」(「カンザスシティ」) ローボールのランクを使用します。
バドゥーギは独自の役のランクを使用します。
ストレートフラッシュ: 連続した数字で同じスートの 5 枚のカード。
ストレートフラッシュ同士の場合は、最もランクが高いカードを持つプレイヤーが勝者となります。
最も強いストレートフラッシュは同じスートの A-K-Q-J-10 で、ロイヤルフラッシュと言います。ロイヤルフラッシュよりも強い役は存在しません。
フォーカード: 同じランクのカード 4 枚と、1 枚のサイドカード (「キッカー」)。
フォーカード同士の場合は、同じランクのカード 4 枚のランクが最も高いプレイヤーが勝者となります。コミュニティカード ゲームで同じフォーカード同士の場合は、5 枚目のカード (「キッカー」) のランクが高い方が勝ちます。
フルハウス: 同じランクのカード 3 枚と、それとは別の同じランクのカード 2 枚。
フルハウス同士の場合は、3 枚 1 組のカードのランクが最も高いプレイヤーがポットを獲得します。コミュニティカード ゲームでは、3 枚 1 組のカードのランクが同じ場合は 2 枚 1 組のカードのランクが最も高い方が勝ちます。
フラッシュ: 同じスートの 5 枚のカード。
フラッシュ同士の場合は、最もランクが高いカードを持つプレイヤーが勝者となります。必要に応じてランクが 2 番目、3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。5 枚のカード全部が同じランクの場合はポットを分け合います。ポーカーで勝者の決定にスートを使用することはありません。
ストレート: 連続した数字の 5 枚のカード。
ストレート同士の場合は、最もランクが高いカードを持つプレイヤーが勝者となります。
注意: A に限りランクが一番上または一番下のカードとして使用できます。最も強いストレートは A-K-Q-J-T (エースハイ)、最も弱いストレートは 5-4-3-2-A (ファイブハイ) です。
スリーカード: 同じランクのカード 3 枚と、ランクの異なる 2 枚のサイドカード。
スリーカード同士の場合は、3 枚 1 組のカードのランクが最も高いプレイヤーが勝者となります。コミュニティカード ゲームでは、スリーカードのランクが同じ場合は、最もランクが高いサイドカードがある方が勝ちます。必要に応じてランクが 2 番目に高いサイドカードを比較して勝者を決定します。
ツーペア: 同じランクのカード 2 枚 1 組が 2 組と、1 枚のサイドカード。
ツーペア同士の場合は、最もランクが高いペアを持つプレイヤーが勝者となります。最もランクが高いペアが同じ場合は、もう 1 つのペアを比較して最もランクが高い方が勝ちます。両方のペアがまったく同じ場合は、最もランクが高いサイドカードがある方が勝ちます。
ワンペア: 同じランクのカード 2 枚と、ランクの異なる 3 枚のサイドカード。
ワンペア同士の場合は、最もランクが高いペアを持つプレイヤーが勝者となります。ペアのランクが同じ場合は、最もランクが高いサイドカードがある方が勝ちます。必要に応じてランクが 2 番目、3 番目に高いサイドカードを比較して勝者を決定します。
ハイカード: 上記のどれにも当てはまらない手札。
ハイカード同士の場合は、最もランクが高いカードを持つプレイヤーが勝者となります。必要に応じてランクが 2 番目、3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
このロー ハンドの役のランクは、オマハ ハイ/ローやスタッド ハイ/ロー、「ロー限定」のスタッド ゲームであるラズなどの伝統的なハイ/ロー ゲームで使用されます。
エーストゥーファイブ ローではスートは無視します。フラッシュやストレートがエーストゥーファイブ ローの役に勝つことはありません。A はロー ハンドでは常に「ロー」カードと見なされます。
また、ローハンドはトップカードから順に数えます。
ファイブ ロー、別名ホイール: 5-4-3-2-A。
ファイブ ロー同士の場合は、ファイブ ハイの役を持つプレイヤー全員でポットを分け合います。
シックス ロー: 最高ランクのカードが 6 の、ランクが異なる 5 枚のカード。
シックス ロー同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。6-4-3-2-A と 6-5-4-2-A では前者が勝ちます。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
セブン ロー: 最高ランクのカードが 7 の、ランクが異なる 5 枚のカード。
セブン ロー同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
エイト ロー: 最高ランクのカードが 8 の、ランクが異なる 5 枚のカード。
エイト ロー同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
オマハ ハイ/ローやスタッド ハイ/ローでは、エイト ローがローの条件を満たす最も弱い役です。ラズではこうした条件がなく、ナイン ローであれ、クィーン ローであれ、ワンペアであれ常に最低ランクの役がポットを獲得します。
デューストゥーセブン ローボールの役のランクは従来の「ハイ」ハンドの役のランクを逆転した形になります。ハイポーカーでは最も弱い役 (例えばスートの異なる 7-5 ハイ) が、デューストゥーセブン ローボールでは最も強い役 (「パーフェクト セブン」ローまたは「ホイール」) となります。
実際には、デューストゥーセブンでは A は常にハイカードとなります (このため、A-5-4-3-2 はストレートではなくエース ハイとなります)。デューストゥーセブンではストレートおよびフラッシュは役とみなされます。
セブン ロー: 最高ランクのカードが 7 で、スートもランクも異なる連続していない 5 枚のカード。最高のハンドは 7-5-4-3-2 で、「ホイール」や「ナンバーワン」とも呼ばれます。
セブン ロー同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。7-5-4-3-2 と 7-6-5-3-2 では前者が勝ちます (「7-5 ロー」と「7-6 ロー」では「7-5 ロー」が勝利)。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
エイト ロー: 最高ランクのカードが 8 で、スートもランクも異なる連続していない 5 枚のカード。
エイト ロー同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
ナイン ロー: 最高ランクのカードが 9 で、スートもランクも異なる連続していない 5 枚のカード。
ナイン ロー同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
テン ロー: 最高ランクのカードが 10 で、スートもランクも異なる連続していない 5 枚のカード。
テン ロー同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目、5 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
注意: デューストゥーセブン ローボール ゲームではローの成立条件は規定されていません。上記は役の一例です。デューストゥーセブンでは、常に最低ランクの役 (ワンペア以下でも!) がポットを獲得します。
バドゥーギは伝統的なポーカーの役のランクは使用しません。役を正しく覚えるには練習が必要です。 バドゥーギの役のランクはエーストゥーファイブと若干似ており、A は常にロー カードとして扱いますが、役のカードはすべて異なるスート、異なるランクでなければならない点がエーストゥーファイブとは異なります。
バドゥーギの役は 4 枚のカードで作ります。カード 5 枚のストレートは作れませんが、数字が連続する 4 枚のカードは有効です。
同じスートのカードがある場合は、その内の 1 枚のみが有効となります。ペアがある場合は、その内の 1 枚のみが有効となります。
バドゥーギ: ランクもスートも異なる 4 枚のカード。
バドゥーギ同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。必要に応じてランクが 3 番目、4 番目に高いカードを比較して勝者を決定します。
スリーカード ハンド: スートとランクが異なる 3 枚のカードと、ペアまたはスーテッドとなる 4 枚目のカードから成る役。スートとランクが異なる 3 枚のカードを使用します。
4 枚の内 1 枚はペアとなるため無視します。4-2-A のスリーカード ハンドとなります。
2 枚のハートの内 1 枚は無視します。3-2-A のスリーカード ハンドとなります。
スリーカード ハンド同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。必要に応じて 3 番目に高いランクのカードを比較して勝者を決定します。4 枚目のカード (ペアまたはスーテッド) は無効で、勝者の決定には使用しません。
ツーカード ハンド: スートとランクが異なる 2 枚のカードと、スートまたはランクが同じ 2 枚のカードから成る役。スートとランクが異なる 2 枚のカードを使用します。
ペアの片方のカードは無効となり、5-A のツーカード ハンドとなります。
3 枚のハートの内 2 枚は無効となり、2-A のツーカード ハンドとなります。
ツーカード ハンド同士の場合は、ランクが 2 番目に高いカードを比較して、最もランクが低いプレイヤーがポットを獲得します。3 枚目と 4 枚目の (ペアまたはスーテッドの) カードは無効で、勝者の決定には使用しません。
ワンカード ハンド: 有効なカードが 1 枚の役です。最もランクが低いカードを使用します。
4 枚の A の内 3 枚が無効となり、A のワンカード ハンドとなります。
同じスートの 4 枚のカードの内 3 枚が無効となり、3 のワンカード ハンドとなります。
ワンカード ハンド同士の場合は、同じランクのワンカード ハンドを持つプレイヤーでポットを分け合います。
役の強さを理解すると、その手に応じた最善のプレイやほかの手に勝つ確率を考えられるようになります。
一般に、役の強さは次のようになってます。
ポーカーでは常に 52 枚のカード デッキを使用します。ハンドの組み合わせは 2,598,960 通りに及びます。ある役ができる確率を計算するには、その役を完成させる方法が何通りあるかを考えます。
たとえば、ロイヤルフラッシュならスートは 4 種類あるので完成させる方法は 4 通りとなります。そのため、この役ができる確率は 4 ÷ 2,598,960 = 0.00000154 と計算できます。
多くのポーカー種目で最高の役は同じスートの A-K-Q-J-10 からなるロイヤルフラッシュです。A ハイのゲームでこれよりも強い役は存在しません。
ロイヤルフラッシュはストレートフラッシュ (同じスートの連続した数字 5 枚のカード) の一種で、ストレートフラッシュ同士の場合は、最もランクが高いカードを持っている方が勝ちとなります。
上で説明しているように、伝統的なポーカーの役を強い順に並べると次のようになります。
この役のランク付けはテキサスホールデムやオマハなど人気のポーカー形式で採用されています。
フォールドすべきかどうかの見極めは、ハンドの序盤で特に重要なスキルの 1 つです。フロップが配られる前に手札の強さを考慮しましょう。数字が大きければ強い役ができる確率が上昇。
スートが同じならフラッシュができる確率が高くなります。数字が近ければストレートを狙えます。
フロップが配られて、プリフロップの手札が強くなくなった / 対戦相手が普段はしないような大きなベットやレイズを仕掛けてきた / ポケットペアを持っているがボードにオーバーカードが 2 枚以上出た場合はフォールドを考えた方が良いかもしれません。
ヒントや戦術などポーカーの戦略に関する情報はこちらをご覧ください。
スリーエースはスリーカードの中では最強ですが、ストレート、フラッシュ、フルハウス、フォーカード、ストレートフラッシュ、ロイヤルフラッシュには負けます。